会長挨拶

  皆さん、こんにちは。前期に引き続いて平成28年・29年度滋賀県子ども会連合会会長に就任しました安部です、どうぞ宜しくお願いいたします。

 「子どもは活動の主役」という趣旨にご賛同頂き、日頃の子ども会活動にご尽力される関係者の方々に対し深く感謝申し上げます。
平成28年度は滋賀県子ども会連合会発足より50年目となり、これを節目として今後より一層活発な活動を展開してまいります。

 滋賀県では27年度から子ども・若者育成支援推進法に基く「滋賀県子ども若者支援地域協議会」がスタートしました。「淡海子ども・若者プラン」が改定され、社会全体で子育て子育ちを支える総合的な子ども・若者育成支援策を推進しています。滋賀県子ども会もこの支援策の基本的な部分を重視し、積極的に子ども会活動を進めなくてはならないと考えています。

 さて、全国的に少子高齢化や人口減少が進み滋賀県も例外ではありません。このような環境の中でも県下の子どもたちが未来に向かってたくましく成長できるよう、子ども会では「子どもの遊びは将来の生きる力に繋がる」と言う子ども会活動の原点に基づき活性化を図ってまいります。

 活発な子ども会活動を推進する上で大切なことは安全で安心な活動です。滋賀県子ども会連合会では安全に活動するためにKYT(危険予知トレーニング)や、救命講習に力を入れています。また万一の事故に対しては「全国子ども会安全共済会」の保険制度があり、少しでも安心して活動が行えるよう支援いたします。多数の方のご入会をお願い致します。

 子ども会は学校とは異なり、異年齢の日常的な関わりによる教育的な機能が子ども達の育ちに良い影響を与えます。子ども会が子どもの居場所になり、そこで行われる活動の影響によって自分の住む地域を愛し仲間を大切に出来るようになる。そうあって欲しいと願っております。

 役員、指導者・育成者の皆様はたいへんなことだと思いますが、どうぞ今後とも子ども達のためにお力をお貸し下さい。また滋賀県子ども会連合会の活動にもご理解とご協力をお願い申し上げます。


                                          滋賀県子ども会連合会
                                            会 長 安 部  侃